週末の夜はオールドデリーで食べ歩き
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
週末の仕事終わりに、オールドデリーに食べ歩きに行ってきました。
先日Lucknowに遊びに行った際にムスリム街で食べたNihari(又はNahariと表記)という料理の味が忘れられず、グルガオンで店を探していましたがなかなか見つからずにいました。
それならと、デリーのムスリム街、オールドデリーのジャママスジッド近くにNihariを求めて行ってきました。
夕方6時にグルガオンで仕事を終えてすぐにオールドデリーに向かいました。この時間はデリーは渋滞がひどいので、今回はメトロで行くことにしました。この選択は当たりだったと思います。メトロも混むのですが、始発駅のHUDA City Centerからだと余裕で座れますし、車内も綺麗でなかなか快適なのです。目的地まではJama Masjidという駅もあるのですが、グルガオンからだとChawri Bazarがイエローラインで乗り換え無しで行けるので便利です。道のり約1時間です。
帰りは車で帰りたかったので、運転手には車でジャママスジッドに向かってもらったのですが、同じ時間に出て2時間かかったと言っていました。
Chawri Bazarの駅で降りて地上に出ると、すごい人の数です。そこからジャママスジッドまで徒歩15分ほどです。途中には結婚式の招待状等に使うカードや壁紙の店がズラッと並んでいます。
ジャママスジッドの1番ゲート前から伸びている道が今回の目的地のグルメ街です。
まず向かったのは、Haji Shabrati Nahari Shop。看板にSince1957と書いてある老舗で、店名が表すようにNihari(Nahari)の専門店です。店内は数人座れる程度です。
そこでのNihariがこちら。
Nihariとは牛又は羊の肉をじっくり煮込んだインド版シチューのようなものです。スパイスも効いています。肉は柔らかく煮込まれて、味が染みていて本当に美味しいです。これをパン(デリーではロティ、Lucknowではクルチャ)と一緒に食べます。
写真のNihari50ルピー、ロティ4ルピーの計54ルピー。
Lucknowで食べたのに負けないくらいの激安さとうまさです。
しきりにおかわりを勧めてくれましたが、食べ歩きしたいので次の店へ。
お次は、この界隈での一番の有名店、外国人旅行者にも大人気のKarimです。
こちらはNihari190ルピー、ロティ10ルピーにGSTがかかって計210ルピー。
さっきの店の約5倍です。それでも安いですが。
店内は半分以上が外国人でした。Nihariの味は、個人的にはHaji Shabrati Nahari Shopの方が好きでした。でもKarimはロティが特においしいです。他にもたくさんのメニューがあるので一度は行く価値ありです。
お願いしたらNihariの鍋の中を撮らせてくれました。
そのあと、車で迎えに来てくれた運転手に合流するためにJama Masjid駅に向かう途中に、ひときわ賑わうお店があったのでのぞいてみるとKababの店でした。
美味しそうだったので一ついただきました。
Seekh Kabab一本25ルピー。店名はQureshi Kabab Corner。
他にも安くてうまそうな店がたくさんあったので、また行きます。
野鳥の楽園 - スルタンプール国立公園
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
スルタンプール国立公園に遊びに行ってきました。
グルガオンの自宅から20キロ、30分程の距離にある、「野鳥の楽園」と呼ばれるところです。
デリーにスルタンプールというメトロの駅がありますが、そこではなく、グルガオンから西の方角になります。
日曜日の朝9時頃に到着しました。
7時からの開園で、駐車場にはすでに車が何台も止まっていました。入園料はインド人Rs.5、外国人Rs.40とのことですが、当日はたまたま無料開放日に当たっていたらしく、無料で入れました。カメラを持ち込む場合は、別途カメラ持ち込み料が必要なようです。
中は湖を囲むように歩道が整備されています。1周3.5Kmですので、のんびりと散歩するのにちょうど良いです。
野鳥を撮影するために、大きな望遠レンズの本格的なカメラを持った人がたくさんいました。特にNikonが人気のようです。
日本人のご家族連れもいらっしゃいました。
観測台からの景色。牛もいます。
スマホ撮影では小さくてわかりにくいですが、たくさんの野鳥が木にとまっています。
野鳥観察にはやはり、望遠レンズや、双眼鏡が必要ですね。
野鳥観察、写真撮影が趣味ではない人にとっても、街の喧騒を離れてのんびりと自然に触れながら散歩を楽しめる場所です。
これからグルガオンはだんだんと涼しい季節に入っていきますので、特にお勧めです。
運転免許証の取り方、教えます~その5
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
インドの運転免許証について、今回が最終回です。
Leaner's Licenceを取得してから30日後、SMSが届きました。
”Learner's Licenceの取得から30日が経ったので、あなたはDriving Licenceの申し込みができます”
早速、申し込みします。
申し込み方法はLearner's Licenceと同じく、下記ウェブサイトからのオンライン申し込みです。
https://parivahan.gov.in/sarathiservice10/stateSelection.do
トップページのSelect State NameでHaryanaを選択。
画面左のメニューでApply Online→New Driving Licenceを選択。
Continueをクリック。
Learner's Licence番号と誕生日を入力してOKをクリック。
住所氏名等、Learner's Licence申し込み時に入力した内容がそのまま記録されているので、申し込みは簡単です。
申し込みを完了し、Acknowledgementと申込書(Form4-Form of application for licensing to drive a motor)を印刷します。
次は手数料の支払い。Learner's Licenceの時と同じ要領です。1,030ルピーでした。
eReceiptを印刷します。
Learner’s Licenceの時と異なり、テストの予約はできませんでした。上記で印刷した書類と、Learner's Licence、パスポート、ビザ、Residential Permit(FRO)、Adhaar Card、をもって、RTO(免許センター)に行きます。
当日は朝9時前にRTO行きました。前回と同じく、まずは書類をチェックしてもらい黄色いファイルにいれてもらいます(10ルピー支払い)。次のカウンターでは、番号札をもらいます。番号札をもって次のカウンターで書類提出です(番号順は特に守らていないようでした)。手数料250ルピーを支払い、領収書をもらいます。これで申し込み完了。いよいよ運転実技試験に向かいます。
試験場は、RTO向かいの駐車場の隣にあります。
日本と大きく異なるのが、試験は自分の車で受けるということです。ですので、RTOまで車で来る必要があります。車無しでは、試験を受けられません。
試験場前には既に車が行列を作っています。
コース図
コースは右下のH字(バックのテスト)から始まり左上のヘアピンカーブ、右上の8の字(非常に小さい)を通って終わりです。
コースは短いですが、とにかく道が狭いです。なので、大きい車だと結構難しいと思います。
なお、コースといっても舗装された道ではなく、このようなガタガタ道です。
突然穴が開いていたりもするので、実際のインドの公道に近い、非常にリアルなコースです。
信号、一時停止、駐車のテストはありません。いかに狭い道で車を操れるかを問うテストです。
といっても、日本で普段車を運転していた人であれば問題ないと思います。
この日の受験者は30人くらいいました。しばらく待って、結局試験が始まったのは12時頃。
試験官によるコースの説明の後、順番に試験開始です。
他の人たちを見ていると、最初のH字が鬼門です。バックで曲がり切れずにコーンにぶつかり、失格となる人続出。
自分の番が来て、試験官に書類を提出します。外国人ということで、ここで少しもめましたが、何とかなりました。
試験開始。
まずは、H字の左下から左上に向かってまっすぐ直進、右下に向かってバック、右上に向かって直進、左下に向かってバック。難なく通過。
道の穴ぼこに注意しながら進んで、ヘアピンカーブを通り、最後の8の字。8の字は本当に小さくて、曲がり切れずに一旦バックで調整し、通過。
結果は、、、、、、無事合格です。
試験官のところに戻り、合格通知?の紙切れをもらいます。約1週間で免許証が自宅に郵送されるとのこと。
約1週間後のある日、自宅に戻るとドアの下に郵便物が差し込んで有りました。
開けて見ると、
運転免許証です。
ICチップも入っていて、なんだか格好良いです。
裏は顔写真、名前、住所、血液型、免許の種類等が記載されています。
有効期限は50歳の誕生日前日まで!
少なくとも今回の駐在中は更新しなくとも良さそうです。
免許の種類は、申し込み通りで、自動車(LMV)とバイク(MCWG)。
バイクの実技試験は受けていませんが、どうやら自動車が運転できればバイクも運転できるというのがインド一般の考え方のようです。
ということで、5回にわたって連載しました、インドの運転免許証の取り方でした。
運転免許証の取り方、教えます~その4
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
前回の更新から随分と開いてしまいましたが、本日もインドの運転免許証について。
実はこの間にLearners Licence(仮免許)の次のDriving Licence(本免許)まで取得してきました。今回と次回でDriving Licence取得までまとめたいと思います。
前回Leaner's Licenceの申し込みでRTOを後にした後、その日の午後にSMSが届きました。
”あなたのテストのパスワードはXXXXです。”
テストのパスワード?
その数分後には、
”あなたはテストに合格しまし。た”
合格したの?受けていないのに?
そしてさらに数十分後には、
”あなたのLearner's Licenceの番号はXXXX/XXXXXXX/XXXXです。サイトからダウンロードして下さい。"
早速、サイトにアクセスして申し込み番号を入力すると、、、Leaner's Licenceをダウンロードできました。
顔写真と、署名入りの4サイズの仮免許証です。
これを印刷して、Leaner's Licenceの取得は完了です。
次のステップはDriving Licence(本免許)ですが、Leaner's Licenceの取得後30日を過ぎてから申し込みができます。Learner's Licenceの有効期限が6ヶ月ですので、それまでに取得する必要があります。
ここまでのLearner's Licenceの取り方を改めて簡単にまとめます。
1.下記のサイトでオンライン申し込み
https://parivahan.gov.in/sarathiservice10/stateSelection.do
2.申請書入力、手数料支払、テストの予約(全てオンライン)
3.RTO(免許センター)に行って書類提出(今回の提出書類は以下の8点)
①Acknowledgement
②e-Receipt
③Provisional Appointment for Learners Licence Test
④Application Form(Form2, Form1, Form1-A) *必要箇所に顔写真貼付
⑤パスポートコピー
⑥ビザコピー
⑦Registration Certificate(FRO)コピー
⑧Aadhaar Card
4.Leaner's Licence Testの受験(今回は省略)
5.テスト合格、免許付与のSMS受診
6.オンラインでLicenceダウンロード、印刷
この後30日を経過してから、Driving Licenceの取得手続になります。Driving Licenceでは運転実技テストもあります。
その様子は次回。
運転免許証の取り方、教えます~その3
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
本日はインドの運転免許証について、第3回。
前回までは、申請、手数料支払、免許センター訪問日の予約まですべてオンラインでの手続きでしたが、Learners Licence最後の難関、実際に免許センターに行っての手続きです。
場所はグルガオンの中心を通るNH8(今はNH48に名前が変わっているようです)の、Rajiv Chowk近くのMini SecretariatエリアにあるRTO(Regional Transport Office)です。
以前はFRO事務所が入っていた建物の1階で、今の移転後のFRO事務所からも近いです。
予約票には9時から受付開始と書いてありましたので、当日は少し早めの8時半頃に到着しました。建物を入ってすぐのところで、すでに人々が並んでいます。
用意した書類は次の通りです。
1. Acknowledgement
2. e-Receipt
3. Provisional Appointment for Learners Licence Test
4. Application Form(Form2, Form1, Form1-A) *必要箇所に顔写真貼付
5. パスポートコピー
6. ビザコピー
7. Registration Certificate(FRO)コピー
8. Aadhaar Card
1~4はオンライン申請時に印刷したものです。
5~7は外国人が何かの手続きするにはほとんどの場合求められるものです。
8のAadhaar Cardは住所証明書類として持っていきました。住所証明書類としては7のRegistration Certificate又は住まいの賃貸契約書等で代替可能かも知れませんが、私の時はAadhaar Cardが有効でした。
9時になると人が動き出しますので、その流れに乗って進みます。
まず、事務所に入って右側手前のデスクに書類を提出します。
ここでは、書類確認が行われ、それを黄色いフォルダに入れてもらいます。ここで10ルピーの支払いが必要です(フォルダ代?)。このフォルダが重要で、これが無いと次のステップで書類を受け付けてもらえません。
次に指示されたカウンタに並びます。
黄色いフォルダには名前と電話番号を記入する箇所があるので、並んでいる間に記入します。順番が来たら書類をフォルダごと提出します。
そして、Learners Licenceに印刷される顔写真の撮影と、署名の登録を行います。署名は電子署名パッドを使います。
ここで手数料(確か120ルピー程だったと思います)を支払い、領収書と合わせて黄色いフォルダを返してもらいます。
そして、これらをもって、最初に行った、事務所入り口右側手前のデスクに戻ります。
ここで書類を提出して完了です。
え?テストとか無いの?と思って聞いたところ、「この後テストがあるけれど、すべてヒンディ語なのであなたは受けなくて良い」と言われました。
本日の手続はこれで完了で、翌日に申し込みサイトでApplication Numberを入力すればLearners Licenceを印刷できるとのこと。
控えの書類も何ももらえず、心に若干の不安を抱えながらもRTOを後にしました。
あとは信じて待つしかない。
結果は次回。
運転免許証の取り方、教えます~その2
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
本日は、前回に続きインドの運転免許証について。
前回は日本の仮免許に相当するLeaners Licenceのオンライン申請のSubmitまででした。
サイトでSubmitすると、Application Numberの記載された受付完了画面Acknowledgementが表示されます。これを印刷しておきます。
次は申請手数料の支払いFee Paymentとテストの予約LL Slot Bookです。
先ほど画面からNextをクリックするとApplication Statusの画面に移動します。
下に行くと、
1.Fill Application Details LL
2.Fee Payment
3.LL Slot Book
がありますので、2.Fee Paymentを選択して、Proceedをクリックして支払手続に進みます。
バイクMCWGと乗用車LMVを合わせて、350ルピーでした。
支払はデビットカード、クレジットカードで出来ます。
支払が完了すると、支払完了画面e-Receiptが表示されるので、これも印刷しておきます。
そして、3.LL Slot Bookです。
実際に行く日を入力して、申請すると予約完了のProvisional Appointment for Learners Licence Testが表示されるので、これも印刷します。9時から13時に実施、1時間前に来るようにと記載されていました。
また、先ほどのApplication Status画面の右側でPrint Formsをクリックして申請書フォームを印刷します。
なお、申請書フォームはサイトのホーム画面で、Download Forms→Print Application Formと進み、Application Numberと誕生日を入力しても出てきます。
これでオンライン申請は終わりです。
本来は顔写真とサインの画像データをアップロードするようなのですが、私の時は何度試してもアップロード出来ませんでした。
画像アップロードできないまま免許センターに行きましたが、私の時は結果、問題有りませんでした。
オンライン申請の後は、いよいよ免許センターに行っての手続きです。
続きはまた次回。
運転免許証の取り方、教えます~その1
こんにちは、ガネーシャ父さんです。
本日は、会計・税務を離れて、インドの運転免許証について。
駐在員の場合、会社が運転手を付けてくれる場合がほとんどで、自分で車を運転することは基本的には無いと思います。
また、渋滞の酷さと運転マナーの悪さで、運転したいとは思わないでしょう。
私も運転手がいるので、普段運転することはありません。
では、何故運転免許か?それは9月にインド国内旅行を計画しており、旅先でバイクを借りてツーリングするためです。
もちろんインドは国際免許も受け入れてはいますが、実際のところ特に田舎では国際免許を見せても通じないという話を聞いたこともあるので、面白半分でインドの運転免許証をとることにしました。
まずインドの運転免許は、Learners Licence(仮免許)とDriving Licence(本免許)の2段階です。
今回はグルガオンでLeaners Licenceを取得してきましたのでその説明です。
まず、下記のサイトで事前にオンラインで申し込みします。
https://parivahan.gov.in/sarathiservice10/stateSelection.do
Select State NameでHaryanaを選びます。
Apply Online→New Learners Licence
Continue
Foreigners (But not Diplomats)を選んでSubmit
申請書入力画面になりますので、名前、パスポート、ビザ等の情報を入力します。
入力を進めていくと、Select the State and RTO Officeという箇所があります。
今回はHaryana, GURUGRAM(NORTH)(Non Transport)--HR26を選びました。
GURUGRAM(SOUTH)(Non Transport)--HR72というのもありました。おそらく住んでいる地域によって異なるのかと思いますが、私の車のナンバーがHR26で始まっていたのでそちらを選びました。
次に取得する運転免許の種類です。
今回はバイクMotor Cycle with Gear(Non Transport)(MCWG)と乗用車LMV-NT(LMV)を選びました。
必要な情報を入力したら、Submitです。
この後、申請料の支払い、テストの予約等が続くのですが、それはまた次回。